気がついたらすっかり秋になっていて、驚いています。遊ぶことに熱中していてふと顔を上げたらもう暗くなってきていて…子どもの頃と同じような感覚です。
この夏は、合唱に真っ直ぐに向き合いました。本当に素晴らしい経験をたくさんいただきました。岡谷東部中、富士見中の合唱部のみなさんに、本当に感謝しています。
信じられない瞬間がたくさんあって、とても文章では表現できないのですが…響き合えた、という言葉が浮かんできます。
6月には三宅悠太さんの合唱指導を間近で見て本当に感動して、「三宅さんのようになりたい!」と久々にシンプルな思いを抱きました。人として、音楽家として、目指したい姿が見えて嬉しかったです。
自分が歌ったり弾いたりして表現することはもちろん楽しいけれど、実は子どもたちが生き生きと輝いて、音楽で自分を思い切り表現してくれることの方がもっと嬉しく楽しい。合唱指揮者であり合唱指導者…プレーヤーではないそんな自分の一面が、今までよりもくっきりと見えてきました。
合唱は総合力、と部員にもよく伝えていますが、今までいろいろとそれなりにできるけど突出したものがないなあと感じていた自分の姿が、むしろいろいろと幅広くできることが合唱指導者、合唱指揮者としての総合力につながっているのでは?とも感じられてきました。何か一つ専門を選ぶというよりは総合力が突出していくという道は、私にとってむしろ自然体かもしれません。
子どもたちが思い切り表現できるツールを得られるように、指導する。そして一人一人の表現が音楽の中で響き合うために、指揮をする。もっともっと日々学んでいきたいです。
私は指揮者の仕事は「心をつなぐこと」だと感じています。歌う人と奏でる人、表現する人と聴く人、音楽の創り手との心をつなぐ。そのために、私は自らは一言も発さず、ただ存在として指揮台に立っている。
合唱指導者、合唱指揮者としての私を伸ばしていきたい、そしてこれからは子どもが心から歌える「うた」もかいてみたい。そんな新しい目標を持った矢先、思いがけずご縁をいただきました。
9月から、松本市の学校法人才教学園の非常勤講師になりました。
私は教員免許を持っていないのですが、常勤の先生のサポートをいただきながら、合唱と発声指導に特化して授業をさせていただいています。
小中一貫校なので、全部で9学年+全校の合唱も指導させていただいています。小学一年生を終えて10分後に中学三年生の授業とかわりとあります。正直、同じ合唱を教えるのもこんなに違うものかと…滅多にできない経験だと思います。刺激的な毎日です!
私自身もたくさん学びをいただきながら、義務教育という大切な九年間を生きる子どもたちに、一番大切な「音を楽しむ」ということを、特に私は歌うこと、表現すること、響き合うことの素晴らしさを伝えていきます。
もうこれは自分は合唱に専念なのかな、何が専門?と聞かれたら合唱指導と答えようかな?と勝手に思っていたのですが、ここにきてピアノの演奏だけでなく「歌をもっと聴きたい」とのお声もたくさんいただくようになりました。自分が三人ほしいです笑
指導者としての自分だけでなく、演奏者としての自分も磨き続けたいです。欲張って、歌もピアノも。そして、創造する自分もうずうずと動いています。自分の中には生まれ出たい音楽がたくさんあるのですが…
私には本当にやりたいことがたくさんあって、今はそれが全てが一つの方向に束ねられていくように感じています。感じて表現する自分、と言えるのでしょうか。今は目の前のことに全力で向き合うことで精一杯ですが、本当に幸せなことだと感じています。







