天空ピアノコンサートでは、初めて自分で作詞作曲をして、自分で歌いました。言われて気がつきましたが、富士見で歌ったのはこれが初めてでした!私が当然ピアノを弾くと思っていらした方が多かったと思うので、サプライズだったかと思います笑
もっと聴き映えのする歌い慣れた曲を歌う選択もありましたが、今回は「同じ時を生きて」という曲を歌いました。
この曲は5月にピアノの曲として作曲しましたが、ずっと旋律の中に日本語が断片的に聞こえていました。
今回のコンサートに合わせて二週間ほど前に作詞をしましたが、なんとなくしっくり来ない部分がありました。それが、ワークショップ当日の朝、スルスルっと出てきたのです。考えたというよりかは、聞こえてきたという感覚でした。
「同じ時を生きて」は、作曲する自分を取り戻した時に見た夕日、自然体であることを思い出させてくれた「森と、ピアノと、 」やチームのみなさんとの出会い、春に訪れた能登方々との交流から生まれてきた曲です。
そしてピアノの曲が歌になるにあたって、今回のワークとコンサートがもう一つの要素、パズルのピースとなっていることに気がつきました。
私は毎度直感先行で、後から解釈をするのですが笑、この歌の歌詞は子どもたちへのメッセージであり、私自身や能登の方々へのメッセージが自分と他人との境界線で語られています。
「沈みゆく夕日に 共に生きる夢をみた
今重なるその思い 同じ時を生きて
沈みゆく夕日に 共に歌う意味をみた
ただ重なるその願い 同じ時を生きて
あなたは忘れないで この今を共に生きて
その瞳を閉じれば 心の花が開く
あなたを忘れないで この今をつよく生きて
その瞳輝けば 未来への扉開く
わたしを忘れないで この今を共に生きて
その瞳輝いて 私への道は続く
同じ時を生きて」
私が歌う時、ちょうど夕日が少し射しました。
その時、この歌はこの瞬間のために生まれてきたとわかりました。

その時、私が子どもの音楽教育に関わっていくきっかけとなった富士見中学校合唱部のことが浮かびました。
「根本さん、見てください!夕日がめっちゃ綺麗ですよ!」
「ああ、ほんとだ、きれいだね。」
「…あー、やっぱり大人ってそういう反応なんですね」
え?なんかまずかった?俺も綺麗だと思って共感してるんだけど…
関わって一年目のある夕方のやりとりです。その時子どもは今を鮮烈に生きていて、大人は(私は)気がつかないうちに色を失っている、ということに気がつきました。
教える教わるは双方向であり、みんな共に生きる、縁あって同じ時を生きている、かけがえのない大切な存在。そして誰かを思って歌う「うた」は、どこまでもあたたかく、優しい。
そのことを教えてくれたのは、小さな町の小さな合唱団、富士見中学校合唱部です。本当にありがとうございました。
私はこれからも自分なりの音楽を追求しながら、子どもたちと関わっていきます。
そしてほんの少しの思いやりが世の中を温め、笑顔や幸せを生み出していくこと。音楽は国や人種や価値観の違いを乗り越えて、人と人を繋ぐ魔法の力であること。
思いやりと音楽を失わなければ、きっと未来は今より明るく、世界は今よりも平和になる。そんな希望を音楽を通じて語り、伝え続けたいと思います。
それが私の「Find Your Own Voice」、生きる意味であり、幸せです。
改めて、みなさま、本当にありがとうございました!







